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武井武雄 漫画とペン画展
2021年1月24日(日)~3月13日(土)
童画家、版画家、造本美術家として知られる武井武雄ですが、1934(昭和9)年に東京朝日新聞にて「赤ノッポ青ノッポ」という漫画を連載していました。桃太郎の子孫が現代日本へ鬼を招待するという物語で、1932(昭和7)年の『読売サンデー漫画』に掲載された「くるみ太郎」がその前日譚となっています。東京朝日新聞に続いて大阪朝日新聞でも連載され、その後書籍化し人気を博しました。「ハツメイハッチャン」はその後に朝日新聞にて連載された漫画で、この2作は武井が生涯で唯一描いた漫画であり、武井の持つユーモア溢れるセンスが漫画にも発揮されています。武井は漫画も童画と同じ精神を持つ「子供の心に触れる絵」であるとし、早くからその存在を肯定的にとらえていました。
本展では武井が描いた漫画を紹介するとともに、戦前から武井が得意としていたペン画や活劇感あふれる童画など、漫画の特徴を持った作品群をご覧いただきます。

そんごくう 1970(昭和45)年

「くるみ太郎」『読売サンデー漫画』1932(昭和7)年

『赤ノッポ青ノッポ』講談社
1948(昭和23)年刊

「赤ノッポ青ノッポ
1948(昭和23)年

「寶窟探險記1」
1929(昭和4)年
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