堀内誠一　絵の世界

2024年8月19日 2024年9月14日

イルフ童画館

2024年9月14日(土)～11月24日(日)

堀内誠一（1932-87年）は、若い頃よりデザイナーとして研鑽を積み、時代をリードするアートディレクターとして活躍しました。雑誌『anan』、『BRUTUS』、『POPEYE』などのロゴや本の装丁、ポスターのデザインなど多彩な仕事を展開しました。その一方で、1958（昭和33）年に初めての絵本「くろうまブランキー」を世に出します。その後も「ぐるんぱのようちえん」や「たろうのおでかけ」「こすずめのぼうけん」など数多くの人気絵本を生み出しました。「絵本作家の道こそ運命が決めた本命」と本人が語ったように、その54年の人生は、絵を描くことと共にありました。

本展は、少年時代に画家になる夢を抱きながら描いた絵画作品を出発点に、絵本の原画、デザインにおける作画、雑誌のためのカットなど、堀内の創作の原点ともいえる「描くこと」を通して、画業の全般を紹介する回顧展です。

会　期	2024年9月14日(土)～11月24日(日)
休　館　日	水曜日（祝日は開館）
開館時間	9：00～18：00（受付は17：30まで）
入　館　料	詳しくはこちら
主　催	イルフ童画館／公益財団法人おかや文化振興事業団
特別協力	堀内事務所
協　力	福音館書店／マガジンハウス
企画協力	アートキッチン

『くろうまブランキー』　1958年　福音館書店 — ≪青いサーカス一家≫　油彩・キャンバス　1950年

関連特別イベント

ギャラリーツアー「花子さんと見て楽しむ堀内展」

トーク	堀内花子　氏［作家長女、通訳・翻訳業］
聞き手	林綾野　氏［本展企画者］
日時	9月14日（土）14：00～15：30
場所	展示室
定　員	先着50名

申込不要／聴講無料（要入館券）
堀内誠一さんについて、長女の花子さんにお話いただきながら、展覧会を楽しみます。

〈スタンプ会〉

トーク終了後花子さんが堀内誠一の絵本や本展図録に記念スタンプを押します。
堀内が書いた「馬」のイメージと本人が使用した「Hori」という特別なスタンプです。
参加ご希望の方はミュージアムショップで本をご購入の上、ご参加ください。

紅子さんと「長靴をはいた猫」の豆本をつくろう

講師	堀内紅子　氏［作家次女、翻訳業、保育士］
日時	11月4日（月・祝）13：30～15：30頃
場所	えほんライブラリーはらっぱ　要予約

堀内誠一さんが描いた経本折りの「豆本　長靴をはいた猫」を、次女の紅子さんと一緒につくるワークショップです。

【同時開催】武井武雄常設展

3階武井武雄展示室

【武井武雄生誕130年記念シンポジウム「武井芸術の真髄に迫る」】

日時	9月15日（日）13：30～16：30頃
場所	カノラホール（岡谷市文化会館）小ホール　〒394-0029　長野県岡谷市幸町8-1 　● JR中央線岡谷駅徒歩15分／タクシー5分

予約不要／聴講無料