第11回武井武雄記念日本童画大賞 受賞者作品展
2023年2月18日(土)~3月27日(月)
武井武雄は「子どもの心にふれる絵」の創造を目指し、「童画」という言葉を生み出しました。当館では、その精神を継承する新時代の武井武雄を求めて、2年に1度、日本童画大賞を開催しております。
2021年度に開催された第11回は、タブロー部門にて大賞を山本いつこ、優秀賞を倉羽博之が受賞しました。絵本部門では大賞をいわさきさとこ、優秀賞をデンシセンが受賞し、両部門ともバラエティーに富んだ作品が選ばれました。
本展では受賞作品の他に、才気溢れる4名の過去の作品から最新作まで、幅広くご覧いただきます。展示作品の中には、アクリルやクレヨンを使ったものだけでなく、CGによるものや新作の絵本原画、立体表現など多種多様な作品が展示されます。作家たちの心のこもった素晴らしい創作の結晶をご覧いただき、その中に武井武雄のエッセンスを感じていただけたらと思います。
会 期 | 2023年2月18日(土)~2023年3月27日(月) |
休 館 日 | 水曜日(祝日は開館) |
開館時間 | 9:00~18:00(受付は17:30まで) |
主 催 | 公益財団法人おかや文化振興事業団 |
大澤コレクション展
3階 武井武雄展示室 収蔵作品展
大澤コレクションは、武井武雄と戦前から親交の深かった大澤三武郎が日本童画家協会展を通して蒐集した作品の総称であり、武井が大澤のために命名したものです。作品は長い間、大澤歯科医院の診療室や待合室に飾られ、訪れる人々に親しまれてきました。1998年のイルフ童画館開館に先立ち、多くの人に武井の童画を見てほしいという願いから大澤コレクションは岡谷市に寄贈されました。
本展では、歯科医院のために武井が描いた診察券や薬袋なども展示し、二人の交流とともにご紹介たします。
モーリス・センダック展
2階 第二企画展示室 同時開催